浜松市の歯医者である鈴木歯科医院の院長である鈴木英史は、入れ歯と噛み合わせの専門学会「日本補綴歯科学会」の専門医です。日本補綴歯科学会の補綴(ほてつ)歯科とは、歯や顎が欠けたり失われた場合に、ブリッジ、クラウンなどの被せ物や入れ歯(義歯)、インプラントなどの人工物で補うことを言います。
日本補綴歯科学会は、この補綴による治療に使う新しい材料や治療技術を専門的に開発・研究し、治療を提供する学会です。専門医取得には、各種研修会への出席、学術研究の発表、治療症例に関する試問等の教育研修単位を60単位以上取得することが条件となっており、専門医は、5年毎に決められた教育研修単位を取得し資格の更新審査を受けております。
入れ歯の場合は見た目の美しさをあきらめている方が多いのではないでしょうか。当院のオーダーメイド義歯は入れ歯であることを忘れてしまうほど美しく、外して眺めて楽しめるほどリアルに作ります。
当院の超精密オーダーメイド義歯は、約半年かけてお口の中で入れ歯の形を作っていきその形を最終的な入れ歯に置き換えていきます。いい材料を使うからいい入れ歯ができるのではなく、工程が違うからいい入れ歯になるのです。
時間をかけて作った入れ歯は、お顔の印象も変わると言われます。見た目が変わったことで前向きになれたというお声も多数いただいております。
全ての治療において一番大切な事は、患者さんが何を求めどうなりたいのかということです。前述の通り、すでに日本の保険入れ歯治療の仕組みは崩壊していると言っても過言ではありません。ですからオーダーメイド入れ歯でしか、悩みを解消できない方がほとんどです。
骨格や環境の違いから、100人の人がいれば100通りの悩みがあります。すべての患者さんに合った治療を行うためには、まずは徹底したカウンセリングであなたの状況と求める姿をヒアリングしていきます。
鈴木歯科医院では、自費での入れ歯治療の際には必ず「治療用義歯」を作成します。その際技工士に丸投げするのではなく義歯の専門医が自ら歯を並べて作成します。治療用義歯とは、仮の入れ歯のことです。本当の入れ歯を作るように一旦治療用(仮の)入れ歯を作成し、6ヶ月~1年ほど装着してもらいます。
そして、そこでの不満を最終義歯に生かす。通常の歯科医院では最終義歯がお口に入るまで噛めるかどうかがわからない。見た目も形も現在と大きく変える場合は合わないことも実際には多く、そのため調整や再製が必要になることも多いです。
当院では治療用義歯で見た目や機能を、最終義歯を使う前に納得してもらってから最終義歯を作ります。そのため、手間と時間はかかりますが、こんなつもりはなかったということがほとんど起きません。
多くの歯科医院においては入れ歯を作る際の技工操作の90%以上は歯科技工士任せで行うことが多いです。
当院では治療用義歯を製作する際の技工操作の大部分を補綴専門医である歯科医師が行います。
数多くの歯科医院がある中で実際に歯科医師が自分で歯を並べて入れ歯を作る歯科医院はほとんど存在しません。
技工士の多くは模型や写真でしか患者さんのことを見ることができず患者が本当に満足いくものを作ることは難しいと考えるからです。
歯の大きさや歯の色、口元のはりや顔との調和などは実際に患者さんの眼の前で直接確認し、
患者さんの感想を直接聞いて見ないとないとわからないものなのです。
自ら歯を並べることができるからこそ実際患者さんのお口に入れたものを患者さんの眼の前で歯並びを修正することが可能なのです。
「歯科医院」といっても、一般歯科、矯正、小児、口腔外科…その専門分野は様々です。当然、医院の設備もスタッフの構成も違います。歯科技工士・歯科衛生士は、全ての医院に在籍しているわけではないのです。
今やコンビニよりも多いと言われる歯科医院の中から、あなたの希望に応えられる医院を選びだすのは容易なことではありません。早く治したいという「焦り」と、信頼できる医療機関が見つからない「不安」との間で悩まれる方は決して少なくないのです。
特に入れ歯治療においては「保険で良い」というケースは稀です。一般的には保険で入れ歯は作るものでしょと世の中の人は思っているかもしれません。そして、保険の入れ歯を勧める歯科医師もたくさんいます。それは、入れ歯の専門医ではないからです。歯科の中でもその先生の専門分野があります。鈴木歯科医院では入れ歯の専門医が、あなたに合った最適な治療法で治療にあたります。
入れ歯治療において「引っ張って外れないこと」がゴールではなく「ちゃんと食べられること」が本当のゴールです。もし、ウデのいい先生に出会えたとしても、「治療を受ければすべてが解決する」わけではありません。
当院には
他院で保険で作ったけどすぐにうまく噛めなくなってしまった
数軒回ったけどうまくいかない
という患者さんが多く来院されます。こういったお悩みは、治療だけでなく治療後の過ごし方にも起因します。お手入れの方法や食事の仕方などによっては入れ歯の「もち」も大きく変わってくるのです。こういった説明なく、治療を終えてしまう歯医者さんは少なくありません。
「治療を終えること」がゴールではなく、「きちんと噛める」「違和感なく過ごせる」ことが本当のゴールです。治療のゴールを間違えないでください。
自費で入れ歯(義歯)を作った場合と保険の入れ歯とでは、何十倍もその費用は違います。これは、自費診療の入れ歯が高いのではなく保険治療の入れ歯が安すぎるのです。
このような安い値段でまともに作れると思いますか?
そんなことは不可能です。
歯科技工士の数は減っていく一方ですし、まず保険の入れ歯だけで個人で技工士を開業しようという人は、経営が成り立たないためいません。つまりこの制度はすでに破綻していると言って良いと思います。今後さらにこの傾向は加速していきます。
最終的に入れ歯はSMLのように(工業製品)既製品になり、それをお口の中で合わせるような時代がすぐそこまで来ています。
保険治療を希望される場合の多くは、現在の義歯を修理するだけで満足することがほとんどです。もしちゃんとした入れ歯を作る際には「どのような材料でどのように直すのか」や、「自費か保険か」を考えるのでなく、その患者さんが
本当に何を望んでいるのか?
何に困っているのか?
最終的にどうなりたいのか?
費用だけではなく時間も含めどのくらいのコストをかけられるのか?
鈴木歯科医院では、患者さんと話をし、どのような治療のゴールを目指すのかを医院側と患者側とで共有してから初めて治療をスタートしていきます。
義歯治療においてトレーニングとリハビリテーションが重要というのは、世間では一般的ではないでしょう。
元気な人のための、あるいはアスリートのためのリハビリのようなものと病人に対するリハビリを別物だと考えております。今歯科の世界で行われているのは病人に対するリハビリで健康な人に対してリハビリするという考えは一般的ではありません。
でも、本当はこれが必要なことなのです。今後日本にこれを発信していけたら良いなと考えております。多くの歯医者も患者さんも良い入れ歯を入れればよく噛めると思っています。これは間違いです。
義歯治療においてトレーニングとリハビリテーションが重要だということはあまり知られておりません。アスリートやもともと健康だった人のためのリハビリテーションと病人のためのリハビリテーションは別物であり、目標とするゴールが異なります。前者は健康だった頃の高い機能を取り戻すことをゴールとするのに対して、後者は最低限社会生活を行えるようにするところをゴールとしております。今歯科の世界で一般的に行われているリハビリテーションは最低限のリハビリテーションであり、元あった高い機能を回復するためのリハビリテーションは積極的には行われておりません。多くの歯医者や患者は良い入れ歯になれば、なんでも噛める、なんでも食べられるのは当たり前だと考えているのですが、これが大きな間違いなのです。確かに質の高い入れ歯は重要なことは間違いありません。しかしそれ以上に重要なのはリハビリテーションと義歯を使いこなすためのトレーニングなのです。
ー FLOWCHART ー